第421回「ギャッ!今何か踏んだ!」
予期せぬ事態。それも何かを踏んだ感触が伴うとなると、必ず悪い方向に事が転がっていきます。虫を踏んでしまったり、彼女の心に土足で踏み込んでしまったり、知らぬうちにライバルのストレイボウのプライドを踏みつけていたり。それが原因でこじれてしまった人間関係も少なくありません。そういったものが全て嫌になって、俺は自分の家に閉じこもるようになりました。俺もあの世で彼に詫び続けるわけにもいきませんし。
しかし家の、それもパソコンのデスク前にある椅子にただひたすらと座っているだけなのに、何かを踏んでしまうことだってあるのです。そうです、ブラクラです。それらは俺のパソコンを罵り、ブラウザに唾を吐きかけ、俺の心を踏みにじった。もう何もかもが嫌になった。死のうかと思った。そこで俺は、ブラクラと同じようにいつも張られていたチェーンコピペを頼ることにしたのです。
「明日死にます。回避するには…」「4日後に死にます、死にたくなければこのコピペを…」「このAAを見ると1ヶ月以内に死にます…」。もういくつのコピペの文章を見たのか、思い出せないほど。丸1日その作業に費やすと、俺のスケジュールには死の予定がいっぱい。今週は火曜日と木曜日と金曜日に死にます。来週は月曜日と火曜日と木曜日に死にます。大体週3で死にます。加えて、何か月以内に〜だとかの期日未定での死が10数件ありました。完璧です。これ以上ないほど死んでいます。否、これから死ぬのです。
それから1ヶ月ほどたった頃でしょうか。未だに俺は死んではいませんでした。どうしてだ!何故死なない!俺は憤りました。どうして自分がまだ生きているのか、その理由を探りました。様々な角度から考えを巡らせ、そして結論を得ました。「そうか、俺は不死身なんだ」。そうして俺は、魔王になったのです…。
予期せぬ事態。それも何かを踏んだ感触が伴うとなると、必ず悪い方向に事が転がっていきます。虫を踏んでしまったり、彼女の心に土足で踏み込んでしまったり、知らぬうちにライバルのストレイボウのプライドを踏みつけていたり。それが原因でこじれてしまった人間関係も少なくありません。そういったものが全て嫌になって、俺は自分の家に閉じこもるようになりました。俺もあの世で彼に詫び続けるわけにもいきませんし。
しかし家の、それもパソコンのデスク前にある椅子にただひたすらと座っているだけなのに、何かを踏んでしまうことだってあるのです。そうです、ブラクラです。それらは俺のパソコンを罵り、ブラウザに唾を吐きかけ、俺の心を踏みにじった。もう何もかもが嫌になった。死のうかと思った。そこで俺は、ブラクラと同じようにいつも張られていたチェーンコピペを頼ることにしたのです。
「明日死にます。回避するには…」「4日後に死にます、死にたくなければこのコピペを…」「このAAを見ると1ヶ月以内に死にます…」。もういくつのコピペの文章を見たのか、思い出せないほど。丸1日その作業に費やすと、俺のスケジュールには死の予定がいっぱい。今週は火曜日と木曜日と金曜日に死にます。来週は月曜日と火曜日と木曜日に死にます。大体週3で死にます。加えて、何か月以内に〜だとかの期日未定での死が10数件ありました。完璧です。これ以上ないほど死んでいます。否、これから死ぬのです。
それから1ヶ月ほどたった頃でしょうか。未だに俺は死んではいませんでした。どうしてだ!何故死なない!俺は憤りました。どうして自分がまだ生きているのか、その理由を探りました。様々な角度から考えを巡らせ、そして結論を得ました。「そうか、俺は不死身なんだ」。そうして俺は、魔王になったのです…。
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